こんにちは!レイワンです。
介護保険は、40歳以上の人が加入しなければならない公的保険制度です。
この介護保険を使って、リフォーム費用の補助を受けられるということをご存知でしょうか。要介護者が安全に生活できるように、手すりの設置・段差の解消などのリフォーム工事を介護保険給付で行える制度があります。
リフォームを検討されているということであれば、ぜひ活用をしたいですよね!
そこで今回は、介護保険を使ったリフォームについて解説をしていきます。
介護保険(住宅改修費)のリフォーム対象となる工事とは?
介護保険で使えるリフォームには、以下のようなものがあります。
・段差の解消
・手すりの設置
・滑りにくい床材への変更
・扉の引き戸への交換
・浴室・トイレの改修
・スロープの設置
・介護が必要な方のためのその他工事
要介護者の身体の状況に合わせて、さまざまな組み合わせで行うことができます。
介護保険(住宅改修費)で受けられるリフォーム費用はいくら?
助成対象となるリフォーム費用は上限20万円です。所得にもよりますが、自己負担が1割のケースが多いので、最大18万円が給付されます。
要支援1~5または要介護1~5と認定を受けていることなど、介護条件を満たす必要があります。介護が必要なご家庭の場合は、ぜひ活用しておきたい制度の1つです。
介護保険(住宅改修費)を使ったリフォームの流れ
1.介護保険の被保険者証と要介護認定証を取得する
2.リフォーム内容をまとめて、見積もりを取る
3.居住地域の市区町村役場に「住宅改修費」の申請を行う
4.申請が受理された後、リフォーム工事を行う
5.リフォーム完了後、市区町村役場に書類を提出する
6.費用が支給される
申請に必要な書類は、市区町村によって異なりますので、お住まいの市区町村の公式ホームページをご確認ください。
<愛媛県松山市>「わが家のリフォーム応援事業」との違いは?
愛媛県松山市にお住まいの方は、「わが家のリフォーム応援事業」を使って、リフォーム費用の補助を受けることもできます。
ただ、介護保険を使ったリフォーム補助制度とは併用はできないため、どちらを使ったほうがいいのかを調べておくことが大切です。
わが家のリフォーム応援事業は、リフォーム工事費が50万円(税抜)以上で、工事費用の10%~35%の補助金を受けられます。なので、大規模なリフォームにおすすめの制度です。
介護保険(住宅改修費)を使われる場合は、小規模なリフォームをされる際におすすめです。小規模なリフォームを何回かに分けて、補助を受けることもできます。
リフォームの大きさに合わせて、どちらの制度を使って補助を受けるかを、検討してみましょう!